印影を考える

彫り込んで作るタイプの印鑑の製造を依頼する場合、まず考えなければならないのがそのレイアウトについてです。実際に捺印した時にどのような形になるのか、ということを印影と呼び、この印影をしっかり考えて作製することが重要なポイントとなります。本人証明の意味で使用する印鑑なのであれば、基本は苗字や名前を彫り込んで使用することになるでしょう。

この際、どちらかだけを彫り込むのか、あるいはフルネームで彫り込むのかによって印影は大きく変わることになります。フルネームでも2文字や3文字の形であれば通常の印鑑と同じようなレイアウトで作製することもできますが、そうするとどこからが苗字でどこからが名前かわかりにくくなってしまうというデメリットもあります。

フルネーム印鑑の基本的なレイアウトとなるのは、苗字と名前を別の行にするか、同じ行でも名前の方を少し小さなフォントで作製するかのどちらかが多いでしょう。自分の名前の文字としてのデザインによって、適したレイアウトにも違いがあります。これらを鑑みて、適切な印影がどのようなものであるのかを考えるようにすると良いでしょう。業者によっては、印影を見ながら完成形を考える事ができるサービスも行われています。